Qooくんのとある秋の昼下がり

秋がだんだん深まってきましたね。

秋から冬の午前中の我が家のリビングには、東の出窓からの柔らかい光が奥深くまで差し込み、暖かく照らされます。


夏の光のように虫眼鏡で集めたような痛さはありません。Qooくんは、その季節のその時間の心地よい場所を見つける天才なんです。

与えられた環境の中で、最良の幸せを探す能力を、人も漏れなく持っていたらもっと幸せなのにと感じてしまいます。目の前に幸せがあることに気づかない人がどれだけ多いこででしょう。

Qooくんを見ていると、妙に普段は思わないような哲学的なことを考えてしまいます。私に教えてくれる先生なのかもしれませんね。

と思うと、お座りして一点を凝視したりしています。
するどい情報収集力はアンテナのような髭が実現しているのでしょうか、些細な空気の動きも見逃さないようです。さらに目と耳でターゲットを探します。

テープルに飛び乗り、上を見上げると、何かを発見したようです。


天井の何かにロックオンしていますので、よく見てみると、天井からクモの糸が下がって揺れていました。

差し込む光がリビングに僅かな対流を生んでいるようです。たったそれだけのことでもQooくんにとっては大きな興味の対象なのですね。きっと、箸が転がってもおかしいのでしょう。

こんな些細だけれども純粋なQooくんの日常を見て、私たち家族は癒されています。

 

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